【理由3選】米の品薄の原因は何なのか?いつ米を買うことが出来るの? - なるさんのトレンドブログ!

【理由3選】米の品薄の原因は何なのか?いつ米を買うことが出来るの?

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最近、「スーパーに米が無い」との声をよく聞きます。

実際に都心であればあるほど、品薄であり買うことが出来ない状況です。
一部地域では影響はほとんどなく、以前と変わりなく陳列されているようですが、都心から離れた地域なので、中々足を延ばしてまで買いに行くことは難しいと思います。

では、なぜこのような状況になってしまったのでしょうか?
この記事では、

・なぜ米が品薄になったのか?

・いつ米を買うことが出来るのか?

上記についてまとめましたのでご紹介したいと思います。
では早速、本題に入りましょう。

米、品薄の理由は?

気になる米の品薄の理由は何なのでしょうか、理由は大きく3つあげられます。

①猛暑により収穫高の減少

まず挙げられる理由は、猛暑の影響です。

近年の異常気象により夏場の気温の上昇、豪雨などが影響し稲作に大きな痛手を与えています。
実際、2023年の平均気温の基準値は過去に比べ上がっています。

気象庁が出している情報は以下の通りです。

2023年の日本の平均気温の基準値(1991~2020年の30年平均値)からの偏差は+1.29℃で、1898年の統計開始以降、2020年を上回り最も高い値となりました。日本の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり1.35℃の割合で上昇しています。特に1990年代以降、高温となる年が頻出しています。

引用元:気象庁

猛暑が続くと稲に「高温障害」が発生する場合があります。高温障害は、稲の吸水が蒸散に追いつかず、しおれてしまい枯れてしまうことを言います。

さらに、地震・洪水・津波も各地で発生しており、自然災害の影響が稲作に大きな影響を与えてしまっています。

②インバウンド客の影響

日本は観光地として世界でも人気上位の国の一つです。
さらに昨今では、円安の影響もありインバウンド観光客が増えています。

日本政府観光局の情報によると、2024年7月の観光客数は3,292,500 人、2 か月連続で単月過去最高を記録したと情報が出されています。日本政府観光局

また、日本は米を使った料理が主流です。
寿司・丼物・和食など米を使った料理は海外旅行客にも人気が高く食事をする機会も多いです。

このような背景から、都心部では旅行客が増え、各飲食店では米の重要が上がり、大量発注をすることによってスーパーや小売業者から米が無くなっていき、家庭用にまで影響を与えてしまったのではないかと言われています。

③マスメディアの影響

次にあげられるのがマスメディアの影響です。

米は不足になるような事態ではないが、マスコミが大きく報道したことにより消費者が不安を覚えてしまったと語る米農家の方がいます。


スーパーから米が無くなったことをマスコミが大きく報道し、それを真に受けた一部の人が「スーパーでまだ売ってる!」と買い占めをしました。そのような事態が各スーパーで発生し、それが波及した結果だと言われています。

実際に、米農家の方がSNSでは「米不足?それは嘘じゃないか?」と、自身の田んぼの写真、動画の投稿をよくしています。

さらに、海外から米を輸入するために意図的に「米不足」を作った。と、陰謀論のような話もあるようです。

いつ米を買えるのか?

原因はいくつかあげられましたが、実際スーパーで米を買うことが困難になっている地域は少なくありません。

いつ頃から購入することが出るのか?目途は立っているのでしょうか?

農林水産省によると、新米が出回る9月頃から徐々に回復していくのではないかと言われています。


また、対策案として水田農業の高収益化の推進、米に代わる小麦・大豆の国産化の推進など力を入れていくことを展開しています。(農林水産省

また、政府はこのような事態に備え備蓄米をストックしています。しかし、今回の事態に関して「備蓄米の放出に関しては慎重に行うべき」との方針のようで、現在はおそらく放出は検討のみで見送りとなっています。

まとめ

今回の米不足は、「気候の影響・自然災害」「インバウンド客の影響」「マスメディアの影響」が原因として考えられます。

米の収穫量が激減している場合普及は難しく思えますが、マスメディアの影響が大きい要因であったなら、物流が滞りなく流れていけばそのうち落ち着いてくるのではないかと思います。

しかし、いつまで米不足が続くかは分かりませんので警戒は必要です。もし、現状手元に米の備蓄が少なくスーパーで見かけることがあれば買っておく方がよいでしょう。

米不足と聞くと不安になり、どうやって買えばいいのか。と焦ってしまいますが、都心部と郊外地域では影響に大きな差があり、潤沢に販売をしている地域もあります。

田舎地域から、都心へ物流を流す仕組みさえ改善されると現状の状態は一気に収束するように思います。

最後まで読んで下さりありがとうございました。

なるさん

こんにちは!なるさんと申します!
私は、30代で1児の父親。4年務めた会社から知り合いと独立し、フレックス勤務で仕事を行い、後輩の育成に励んでおります。このブログでは、いち早く仕入れたトレンド情報や、趣味などのお役立ち情報を発信しています!

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